
大手マーケティング会社のジェネラルマネージャ兼統括ディレクターとして、年間100件近いプロジェクトをアサインしている、山本渉著。
私自身、お願いすることが苦手なので、最高の任せ方を知りたくて購入しました。経営者や管理職に限らず、「任せることが苦手な人」や、「頼みごとをしたときに申し訳なく思ってしまう人」におすすめの一冊です。
あらすじ
山本さんがこれまで得た経験から、頼み方や任せ方のポイントや注意点、効果的なタイミングなどが細かく載っています。
また、任せることで人を育てる方法についても書かれています。
任せられないと悩む人や、その周りの人も幸せになってほしいと願って書かれた一冊です。
リーダーとしての在り方や、人を育てる技術も記されています!
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感想
「任せること」について、網羅的に書かれた一冊でした。特に印象に残った部分は、「任せるときは、感謝や良い言葉で挟む」というところ。
「シットサンドイッチ」と呼ばれる、シット(苦言やネガティブな指摘)をポジティブな言葉でサンドイッチする伝え方のこと。
例えば、お皿を洗う時のケース。 「食器を洗う時、ちゃんと洗剤を付けて洗ってよ。汚れが残ってて、やり直しになるじゃん!」 ↓ 「洗ってくれてありがとう!大皿だけ汚れが残ってたから、洗剤を多めにつけて洗ってくれるかな? 他の食器はピカピカだから助かるよ!」叱るときにも有効ですが、頼みにくいことを頼む手段として有効です。

最初に話を切り出すときだけでも、ポジティブな言葉や感謝から伝えましょう!
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まとめ
今回は『任せるコツ/山本渉』をレビューしました。 本著について読書記録サイト「読書メーター」でも、前向きなコメントが見られました。・仕事丸投げの極意。
・まさに自分でやった方が早いからの脱却。
・「空気のようなリーダーであれ」は学びとなった。
任せることは、未来への投資です。
失敗しても、失敗した分以上に未来でリターンがあります。
続きが気になる方は、ぜひ手にとって読んでみてください。\ 今なら30日間無料 /
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